ヨーロッパの１％程度と言われている日本の香水市場で、一大ブームを巻き起こした香水といえば、ブルガリ。
プールオムの上陸から何年たつのでしょうか？
最初はアルビオン系列で日本販売代理をしていました。

今では30?1,980円くらいで買える香水、当初は4,500円もしていたんです。

並行輸入が盛んになったのと、円高の影響で海外ブランドの香水って安くなりましたねー。

話がそれますが、このプールオムを買いに、都内某デパートに行きました。
アルビオンのカウンターで「ブルガリのプールオムを下さい」。
...

時は流れて、私は化粧品売り場に転職しました。
そこでは並行輸入の香水も扱っていました。
常時50種類くらい品揃えがあり、夏と冬にはフレグランスフェアなるものも開催して、そこそこ売れていました。

やっぱり売れ筋は、プールオムの方なんですけど、プールオムで香水の魅力にハマったお客様が２個めの香水をお買い求めにいらっしゃることも。

さて、何がいいかしら…
と、いうリクエストで勧めるのが、ローズエッセンシャル。

だって、男性も女性もみんなプールオムを付けていた時期があったんですよ。
そりゃローズエ...

プールオムに続いて人気だったローズエッセンシャルですが、さすがに２年目には人気も下火。
さて、次は何を勧めていきましょう？

そんなタイミングでオムニアクリスタリンが発売されました。
夏にぴったりな、クリスタルのような涼しげな香りです。

後に知ったのは、オムニアシリーズって、宝石商のブルガリらしく、宝石をモチーフにしたシリーズなんです。
クリスタリン以外にも、アメジストやアンバー、最近だとコーラル。
コレクションしていく人もいました。

そうそう、集める楽しみがあるのも香水です。
でも一度開封...